ドキュメンタリーやHowTo/解説系のものに、興味が湧き始め。

それも、「プロジェクトX」や「その時歴史は動いた」のような感動を伴うものではなく、ただひたすら淡々と語られてしまうものがイイ。
と言うことで、ちょっくらDVDなどを買いに。

つっても、感動を伴わないようなものはナカナカ売っていない。
解説系のものは、ディスカバリーチャンネルのものを先頭に、イロイロとあることはある。
HowTo系のものも、お弁当や料理作成を中心にソコソコの数ある。
が、ドキュメンタリーが無い。
立松和平のが1本あった程度。
イロイロ調べていけば、このオッサンにぶち当たるだろうけど、あまり好きじゃない。
ので、ぶち当たるその時までは意識的に避け。

結局、「ヨーロッパの古城と宮殿をたずねて Vol.1」と言うのを買ってきた。
 
 
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これが、糞ツマラナイと来た。
こんなの、城に興味あっても見ないんじゃね?
つか、4000円近く出して、これかっ!
と、もだえたくなるほどツマラナイ。

「古典的な重厚な建物である」
とナレーションが入ってる時に、城の姿は見えずに行きかう観光客が映し出されている。
古典的な重厚な整形をしている人々、という暗喩か??
このセンスには脱帽。

プライベート旅行で撮ってきたものを、ひたすら繋ぐとこうなるのかもしれない。
自分達で楽しむならいいけど、これで金を取るなよ w
 
 
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45分見きった時、悟った。
これは、旅行に行く前に見ておくとイイのかもしれない。
いや、パンフレットで済む内容だからなぁ。
 
「写真と文字だけで済むものを、なぜワザワザ動画にするのか?」
と言う新たな命題が生まれる、すばらすぃDVD。
超オヌヌメ。
 
 
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畜生がーっ!
4度も見直しちゃったじゃないかっ!
ロングと超ロングばかりで、アップが少ない。
しかも、アップは手ブレがナムイ。
ズームインは無いけど、ズームアウトはある。
が、なぜそれがズームアウトなのか、意図が分からない。
室内は、静止画を紙芝居式にバラバラと並べているだけ。

このDVDスゴクいいわ。
なんかね、自信と勇気をもらえるわ。

企画だけで、金って取れるんだなぁ。

 
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あ、でも、チャプタ9の「アゼ・ル・リドー城」は見ていて気持ちがイイ。
城の全景→城の上半分→屋根についている飾り、とカットが繋がっていく。

最後はズームアウトと言うか、引きのカメラ移動が効いている。
城のアップからゆっくりとカメラが引かれて行って、城全体に。
さらに引かれ、水面に城が映る掘が現れ、最後に城を取り囲む森の木がフレームインしてくる。

エッチだ。
 
 

コメント

nophoto
2006年12月21日23:36

自信と勇気をもらえるけど、代わりに金とられますね。