というわけで、俗世から離れています。
で、未確認のお話なのだけれども、興味ある内容だったのでメモメモ。

北野武監督の座頭市という映画。
その終幕のタップダンスのシーンの前にある、家の建て替えのシーン。
大槌やカンナを打つ音を、タップダンスの早いリズムに乗せているとか。
ポイントは、大槌やカンナを使ってタップダンスのテンポを生み出した事、とのこと。
ここでタップのリズムを作って、一気に終幕のタップダンスに流れ込む。
このシーンは、音楽を再生しながら、それに合わせて撮影をするプレイバック撮影ではないため、音と画の同期は編集で行なったらしい。
音は、音響効果チームが作った大槌やカンナ、鋸の音を当てはめ、その上にBGMをのせているらしい。

曰く、
「音と画の完全な同期は、技術的には複雑な作業ではない。
けれども、単純に音と画を同期しているのではダメ。
動きに溜めや遊びを入れて、タップ特有のキレや活力をどう出すか。」
 
 
この話を聴いたとき、とある言葉を思い出したんです。
「テンポの違うダンスを繋いでも、全体のリズムを狂わさないようにするのが大変だった。」

なんか、妙に通じるものを感じたわ。
コワイコワイ。

TVの番宣で、マトリクスと同じグルグルのシーンが映し出されていたので、この映画は見ていない。
家の建て替えのシーンは2分足らずらしいので、これだけのためにDVD買うのもなー。
でも、これだけの確認のためにDVD買うってのも、道楽っぽくていいなー。
 
 

コメント

nophoto
2007年5月1日0:03

私のGWの予定は、ちまちま休みながら、ちまちま仕事をするといった感じです。
お出かけの際は、お気をつけて。

さてさて、道楽っぽいDVDの買い方なんて素敵じゃないですか。
他人から、「なんでこのDVD買ったの?」って聞かれたとき、「ちょっと動画の勉強にね」と答えるなんて、もう最高(笑

私のぽる道楽も半端じゃなく金がかかりますが、私の場合、酒代がいらないので(笑

nophoto
tkym
2007年5月1日10:14

日本よりお昼が1時間遅い地域からこんにちは。
仕事とは名ばかりで、観光な毎日にうんざり。
しかも、今日はメーデーと言うことで仕事すらない。

さて、日本国内の串を刺さないと、日本のBlog群は閲覧すらできないのに感動した。
ついでに、無名/改変串じゃないとはじかれることすら。
逆に無名/改変串だからはじかれたりと、いろいろと面倒。

「動画の勉強にDVDを買いました。」
なんて素晴らしい、そして脳みそに何かが湧いているような言葉。
これをどこかで使って、後ろ指を差されたいものです。

そういえば、ぽるは損保が半端ない予感。
毎月の維持費で、酒代をまかなえてしまうんじゃなかろか?
酒が道楽と車が道楽では、どーも格に違いを感じてしまう。
今年度は、より格調の高い道楽としての酒、字にして酒道を探し始めようかしら。